ブログ・コラム

2012.06.30

プロセスと結果はセット

必ずとは言わないが、プロセスと結果はセットである。
プロセス(方法)が同じであれば、結果は、だいたい同じようなもの。
たまには、ラッキーやアンラッキーはあるが。

きょうは、私の母校である沼津高専の同窓会理事会だった。

同窓会と言っても、飲み会ではない。
OBの組織の運営委員会のようなものだ。

各クラスごとに理事がいるので、全部で200人ほどいる。
でも、出てくるのは、10人ちょっとで、たいてい同じ顔ぶれだ。

もっと、たくさんの(若い)理事に出てきてほしいという意見が出た。
若い人が出てこないから、先輩ががんばるしかない。
でも、そのこと自体が、若い人が出てこない理由の一つなのかもしれない。

私は47歳なのだが、いつまでたっても私が最も下っ端なのだ。
なかなか、それもつらいね(笑)

では、新しいことをやろうかというと、ことごとく「いやぁ、それは○○だから・・・」と、ネガティブな意見が。

まぁ、言っていることは正しいかもしれない。
でも、いままでと同じ方法で、違う結果が出るとは思いにくい。
違う結果が手に入れたかったら、多少の問題(リスク、予想外の出来事、非難や反対意見)が予想されようとも、別の方法を試すしかない。

別の方法をやれば、うまくいかないことだってある。
でも、いままで通りやっていたら、いままでどおりの結果しか出ないだろう。
別に変わらなきゃならないわけではない。
ただ、他の方法をとらず、いままでと同じ方法を続けるということを選択した時点で、いままでと同じ(活動が衰退しているという現実)を、自ら選択したことと同じだ。

これは、経営も一緒だな。
新たな取り組みをするには、いろんな障害がある。
お金がかかる、時間がかかる、その方法が今より良くなる保証はなにもない、社員の反対、「そこまでやらなくてもいいのでは・・・」「自分一人の生活さえ守ればいいのでは・・・」と思う自分の気持ち、いろんな障害が立ちはだかる。

しかし、その中で「私は何をするか」しかない。
もし変えるのなら、どんなに障害があろうとも、できる方法を考え、選択し、実行する以外にはない。

そんなことを再認識させてもらった、昨日の夜だった。

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