ブログ・コラム
2012.06.21
物事を時間軸で考える
みんなは、誰のために仕事をしてるのだろうか?
とても立派な経営者は「利他の心」と言って、人のために働くことの重要性を説いている。
そのことに異論はないけれど、心のそこから、まだまだそう思えない私は、自分のために仕事してる。
お客さまには感謝しているし、できるだけ役に立ちたいと思ってるのは本当だけど、
こんなことをブログに書いたら、お客さまに叱られそうだけど、事実だから仕方がない。
利他の心については、いつかまたブログで書いてみたいですので、きょうは割愛ね。
いつかは、自分のことなど後回しで、利他の心で働く私になるのだろうか・・・
『自分のため』というのは、時間軸を加えて考えるようにしてる。
『今だけ』を考えたら、手を抜いたり楽をしてお金や給料をもらえば得だ。
でも、そんなことをしていたら、信頼されなくなり、社員であれば経営者から「ありがとう、助かるなぁ」と言われることもなく、その人は会社の中で頼りにされなくなる。
その人の役職は上がることもなく、給料だって増えないし、やることなす事いちいちチェックが入る。
そういう状況を自分自身が招くことになる。
それに対して、もらう給料以上に働き、自分のしなければならないこと以外のことも「私やりましょうか」と引き受け、「お前がいてくれてよかったよ」と言われるような人になれば、給料も待遇も良くなり、「お前に任せるぞ」ということも増えて、自分の裁量の範囲も広がり仕事だってやりやすくなる。
そして、それは必ず他の人に役に立つような仕事ぶりになる。
物事を時間軸で考えた時、自分のためになる仕事を突き詰めていけば、それは他の人に貢献することになる。
本当に自分自身のことを考えれば、会社や周りの人のためになる働きをすることになり、
本当に自社のことを考えたら、お客さまのためになるサービスをするようになる。
そんな会社に早くなって行きたい。