ブログ・コラム

2012.06.23

大切にするのは、会社?それともお客さま?

きのうのブログで、「社員にとって、お金を払うお客さまは会社なのだから、会社に貢献するために、考えて工夫して自分の価値を高める」ということを書いた。

コレについては、多くの経営者から異論があるでしょう。
つい先日も、ある経営者と、ここのところで意見交換(議論)をした。

「社員の給料をくれるのはお客さまだから、お客さまのために仕事をすべきだ」

そういう考えがある。
まったくそのとおりだ。
でも、この考え「だけ」で行動すると、おかしなことになる。

お客さまのために仕事をすればいいのであれば、できるだけ安く、できるだけたくさん、採算を無視して仕事をすれば、お客さまは喜ぶ。
でも、そんなことをしていたら、会社は潰れてしまう。

すべては両立が大切。
会社はお客さまに役に立ち喜んでもらえることを望んでいる。
だから、会社に貢献するためには、会社が大切にしているお客さまを大切にすること。
この考えの順番を忘れると、両立しにくくなる。

この順序と両立を忘れて、「どっちを優先すればいいのか?」という考えになったときに、思考は停止する。

どちらが大切なのかではない、どちらも大切なのだ。
それを、できるだけ高い次元で両立できるようにするために、自分も会社も成長をし力をつけていく。

今の私とアーティスティックスがコレができているとは、とてもいえない。
とても残念ではあるが、お客さまの期待に答えられず、ご満足いただけないこともある。
社内的にはいろんな理由があるが、そんなことはお客さまには関係ないし、貢献できず、満足いただけなかった事実は事実。
だからこそ、お客さまへの貢献し満足してもらいつつ、社内のいろんな帳じりもあわせていくこと。
それを目指したい。

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