ブログ・コラム
2012.04.11
組織の成熟と硬直化
私は、いくつかの会に所属して活動してます。
また、静岡県下や全国規模、または地元密着(沼津・三島・長泉・伊豆など)のいくつかの異業種交流会に定期的に参加しています。
そこで思うことは、組織は成熟してくると硬直するものだなーってことです。
どんな組織もどんな会社も、ほとんどの場合、1人や少人数から始まります。
その時には、決まりもなく、こうしたらうまくいくという必勝パターンもなく、いろんなことを試して工夫して、成功体験を積み重ねていきます。
いろんな工夫をして必勝パターンが出来上がると、それを繰り返すことでどんどんと強い組織が出来上がっていきますが、実はそれが衰退の第1歩だったりもします。
必勝パターンが出来上がると、よほど高い意識を保ち続けないと、その形を繰り返すことに意識が行ってしまいます。
成功するかどうかなど二の次。
いつのまにか、もともとの目的よりも、やり続けることが目的になってしまう。
そして、変化していく環境やみんなの要望・価値観に合わなくなっていく。
この変化の激しい今の時代に、これは致命傷になります。
Facebookやクラウドなどは、おそらく硬直化した大企業や歴史のある会では、受け入れ難く、抵抗勢力が生まれるでしょう。
そして、フェイスブックを経営に取り入れるべきかどうかみんなが迷っているうちに、決断力と機動力のある一部の中小企業が先行していくわけです。
(ひたすら耐えているだけの中小企業は、真っ先に厳しくなります)
個人を前面に出したフェイスブックは、そのような中小企業に最もマッチしたツールですね!
私たちアーティスティックスでは、単にホームページ制作だけではなく、ソーシャルメディアとホームページを組み合わせて集客するアドバイスなどもしています。