ブログ・コラム
2012.01.03
会社は社長で決まるとは?
長岡@アーティスティックスです。
1/3、きょうが最後の正月休みという人、または、もう仕事始まってるよという人も多いんじゃないかと思います。
私は、年明けからの会社づくりをいろいろと考えています。
さて、きのうのブログ「リーダーの背中」で「会社は社長で決まる」と書きました。
また、ある別の経営者は「電柱が高いのもポストが赤いのも、全てはリーダーの責任」というようなことも言っています。
これは、どういうことでしょうか?
きのう私が書いた「社員が言うことを聞かない」ということであれば、それはもしかすると、社長自身がやるべきことをやり切らないためにリーダーとして信頼されていないからかもしれないし、単なるコミュニケーション不足や伝え方の問題で、そこまで重要なことだと思ってないからかもしれない。やるべきことが伝わってないだけかもしれないし、実は本人はちゃんとやってるつもりかもしれない。それに、その社員を採用したのも社長でしょうし、本当にその社員に大きな問題があるのであれば、進退を確認し、言ったことをやらないのであれば懲戒解雇だってできるのが社長なんです。社長の最大の権限は人事権と予算執行権ですから。単に、良い人でいたいだけかもしれません。
「不景気で会社が儲からない」ということであれば、他に利益が上がっている会社がある業種であるなら、いまの自社のやり方が時代に合わなくなってきているだけなのかもしれないし、楽をしすぎていて、他の会社よりも行動量が少ないのかもしれない。商品力が低くて、商品開発やサービス向上をすべきなのかもしれないし、単に認知されていない(知られていない)だけかもしれない。そもそも、その業種にとどまっているという社長判断の問題で、他業種(新規事業)に進出する時期なのかもしれない。
「取引先が無理な要求やひどい値下げをしてきていじめる」というようなことだったとしても、その取引先と取引を始めたのは社長でしょうし、または先代からの取引を継続すると判断しているのも社長でしょう。もしかすると、新たな取引先を開拓する努力をしていないだけなのかもしれません。日本中の同業者すべてが赤字なのであれば方法は限定的でしょうけど、海外に打って出るとか、付加価値の高い業種に鞍替えするなどの選択肢もあるでしょう。
そうかんがえると、やはり全ては社長の責任であり、会社はすべて社長で決まるんですね。