オリジナルの検査システム構築で作業時間削減〔超音波検査〕
毎回、紙の記録を電子データとして転記する必要があり、時間も手間もかかっていた
紙で記録をとっており、それを電子データにする作業が長時間発生していた
検査結果については、技術者が記載した紙が情報のすべてだったため、間違いが無いように注意を払って転記する必要があった。
また、転記後に技術者に間違いが無いか確認する必要があるため、とても時間のかかる作業になっていた。
検査の規模にもよるが、検査1回ごとに5時間程度かかることも珍しくなかった
社員間の連絡がすべて社長経由だった
現場での検査中になにか確認したい場合や、スケジュール調整をしたい場合などはその都度社長に連絡がいく仕組みになっていた。
そのためすぐに対応できる場合ばかりではなく、社内の連絡をもっと円滑にしていく必要があった。
スケジュール管理が本社内のカレンダーひとつで行われていた
社員のスケジュールが本社にある物理的なカレンダーで管理されていたため、会社に戻らないと予定を確認することが出来なかった。
現場で予定を確認したい場合には一度会社へ電話をする必要があり、お客様と迅速にスケジュールを調整することが出来なかった。
その場で検査記録を入力し、成績書まで発行できるシステムを構築
オリジナルの検査管理システムを開発
検査記録管理だけでなく社内コミュニケーションの円滑化も
工場や現場で柱や梁などの構造物の検査を行い、その記録を紙で記録しているとどうしてもその後転記が必要になります。そこで、タブレット端末から直接記録することが出来るシステムを開発しました。
記録のパターンがとても多いのでどのようにシステムに反映すれば良いかがポイントでしたが、実際に使用していた記録用紙を元にシステムを構築することで、スムーズに紙からシステムに移行することが出来ました。このシステムを導入したことで、現場から戻ったあとに転記をする必要がなくなり、作業時間を大幅に削減することが出来ました。
また、検査記録の管理だけでなくシステム内にチャット機能とカレンダー機能を導入したことで社内のコミュニケーションも円滑になり、現場ですぐにスケジュールの調整をすることも可能になりました。
お客様の声・導入効果
検査結果をその場で入力
これまで紙に記録していたものを直接システムへ入力するようにしたため、転記の必要がなくなりました。
これにより大幅な効率アップとなり、作業にかかる時間を90%以上削減することが出来ました。
要領書・成績書の発行
これまではWordやExcelなどで工事毎に作っていたため、現場で確認する事が難しい状況でした。
このシステムでは直接発行できるので、どこでも閲覧でき検査指示がその場で確認できるようになりました。
在宅勤務も可能に
システム自体がクラウドなので本社にいなくても閲覧や更新ができるため、コロナ禍の最中でも在宅勤務をすることができました。
それによって、社員の安全や健康を守ることにもつながりました。
ペーパーレス化の実現
これまでは、様々な書類を印刷して保管していましたが、必要な情報はシステムで保管されているため、印刷する書類は最低限になりました。
コスト削減だけでなく、環境保護にも貢献できています。
チャット機能の導入
機能としてチャット機能を導入しました。これまでは情報が社長に集約されており、すぐに返せない事も多々ありましたが、システム内でメッセージのやり取りができるので、社内のコミュニケーションが活発になりました。
カレンダー機能の導入
カレンダー機能も導入しました。それによって本社に戻ることなく、スケジュールを確認できるので、お客様とその場で次の日程を調整できるようになりました。
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